Information Memorandumの略。M&Aの買い手が具体的に考えるために必要な、売りに出ている会社などの詳しい資料で、日本語では「企業概要書」と呼ばれています。IMは売り手の名前を隠した資料を見て興味を持った買い手が、秘密を漏らさないと約束する契約を売り手と結んだ後で見ることができます。IMには決まった形式はなく買い手が重要と考えているポイントによって作り方は変わります。一般的な項目は、会社の名前、本社の場所、社長の名前、社員の数などの基本的な情報、事業の内容、売上と利益、借金または貯金、これからの計画、売ると決めた理由などがあります。
IPO(アイピーオー)
Initial Public Offeringの略。会社の株式を初めて証券取引所というお店で売り出すことを意味し、日本語では「株式公開」と呼ばれています。IPOをした場合、株を買いたい投資家がたくさんいると価格が高くなります。そのため、株主は持っている株式を売れば金をもうけることができます。売り上げの少ない会社や正しく活動していない会社はIPOができないので、IPOができると良い会社と思われるので銀行からお金が借りやすくなり、優秀な人も集まって来ます。また、新しい株式を証券取引所で売り出すことによって、たくさんのお金を集めることができます。