M&Aを進めるかどうか買い手が考えるために必要な資料で「インフォメモ」「インフォパック」「案件概要書」とも呼ばれます。内容は買おうとする会社の情報がまとめられており、①会社の基本方針、②会社の歴史、③事業の内容、④借金または貯金がどれくらいあるか、⑤どのような会社を目指しているか、⑥売るための条件などが書かれています。インフォメーションパッケージにはその会社の秘密の情報が含まれているため、その資料を見る前には「秘密の情報は他人に漏らさない」と約束する契約を結ばなければなりません。

会社の株主が持っている株式を売ってお金に替えることです。成功するかどうか分からない生まれたばかりの会社に投資したお金を、株式を売ることで回収するのです。魅力的な会社に成長すれば株式が値上がりしたくさんもうけることができます。イグジットの方法には大きく分けて、株式を証券取引所というお店でたくさんの投資家に売る方法と、証券取引所では売らずに特定の会社に売ってしまう方法があります。お店で売る場合は高く売れる可能性がありますが、いろいろ準備にお金と時間がかかります。特定の会社に売る場合は、早くお金に替えることはできますが、お店で売るよりは安くなる可能性があります。