会社が保管している商品の合計金額を計算するのにコンピューターなどに入力されているデーターではなく、実際に商品の点数を数える「棚卸し」で得た数字で計算した金額のことです。コンピューターに入力するときのミスや、売ることができない不良品が混じっていたときなどは、データーの数字と実際にある商品の点数が違っているので、定期的に棚卸しを行い正しい数字に修正します。棚卸資産の計算には、商品を買ったときの価格を使用する方法と、値下がりしているときにはその価格を使用する方法があります。
第三者割当増資
会社が投資家からお金を集める手法の一つです。会社に興味がある投資家に新しく発行する株式を買ってもらい、そのお金の半分以上は会社の資本金に加えなければならないので「増資」になります。新しい投資家だけではなく、すでにいる株主に新しい株式を買ってもらう方法もあります。株式を売って得たお金は返す必要がないので借りたお金を返したり欲しいものを買ったりと、自分のお金として使うことができます。新しく株式を発行すると全体の株式の数が増えるので1株当たりの価格が下がってしまう可能性があります。そのため、第三者割当増資を行うときには、他の株主が損をしないように法律に定められたルールに従って行わなければなりません。